2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

住宅地図

リンドウの花=2015年8月、月山で 「道をたずねる」(平岡陽明著、小学館、2021)という本を手にとりました。住宅地図づくりに生涯をかけた男たちの物語です。 私が勤めた新聞社の職場には、かつて東京本社管内の住宅地図が書架にズラッと並んでいました。 …

「愛読書」

宿泊施設になった小学校が夏休みの拠点に=1994年8月、山形県鶴岡市小国で リタイアして4か月が経ちました。それからの私の「愛読書」は写真が大きな位置を占めるようになりました。むかし自分が撮った写真を一枚一枚取り出しては、時代の背景を綴りながらア…

誕生日

ハッピーバースデイ! 孫が1歳の誕生日を迎えました。爺婆を入れて家族ら8人で祝いました。キャンドルは1本。全員で声を合わせて「ハッピーバースデイ」を歌い、孫の成長を喜び、家族がつつがなく暮らすことを祈りました。 1歳を迎える誕生日プレゼントは…

出羽三山

月山山頂付近で=2015年8月23日、午前7時ごろ 出羽三山は山岳信仰の聖地として知られています。三山をたどる道は死と再生をつかさどる「生まれかわりの旅」として江戸時代から広まりました。 羽黒山は現世利益をかなえる「現在の山」、月山は祖霊が鎮まる「…

ことばの意味は

愛らしい花を咲かせるヤナギバルイラソウ 今日から、緊急事態は21都道府県に拡大しました。「明かりははっきりと見え始めている」と首相。 現場では、病床が埋まるなか、入院できない自宅療養者と入院・療養等調整中の人数は毎日のように積みあがっています…

映画「物置のピアノ」

震災から10年。津波が押せ寄せたあの日=2021年5月、南三陸町で y/k 「物置のピアノ」は、東日本大震災から1年が過ぎた福島県の小さな田舎町の桃農家が舞台です。ピアノをめぐる姉妹の葛藤や成長を描いた原作を手直しして、震災や原発事故、風評被害に苦しむ…

フラワーセンターへ

高温と日照を好むビンカ・タイタン・ミックス(ニチニチソウ)=24日 毎日、台所から出る生ゴミ。これを「ボカシ」(注)と混ぜ合わせて、専用の生ゴミバケツに溜めること一か月で満杯になります。 毎月のことですが、リサイクル・フラワーセンターで花の苗…

いろいろなトマト

市場に出荷されないさまざまなトマトたち=21日、御殿場市内で y/k 御殿場からの便りです。 近くの農園で規格外のトマトを購入しました。デルモンテ社の、「ぜいたくとまと」という品種です。「品種によっても、作り方によっても味が変わるのがトマトの面白…

モミジアオイ(紅葉葵)

前面に突き出た”蕊(しべ)”が特徴のモミジアオイ 初めてのお目見えです。鮮やかな緋色。夏っぽく華やかな花だと思いました。別名、紅蜀葵(コウショッキ)とも呼ばれていることがわかりました。 北アメリカ東南部の湿地が故郷とか。当地では沼ハイビスカス…

せみとり

桜で彩られた並木道も今は蝉の合唱で大賑わい=2020年4月2日、蕨市内で 昨日から一泊の予定で孫二人が遊びに来ました。 早朝散歩の話を聞いたお姉ちゃんが「私も行く!5時になったら絶対起こしてね!」と言います。まあ、起きられないでしょうね。 約束の時…

サギソウ

いまにも飛び立ちそうなかれんな姿が人気=2016年8月17日、国営昭和記念公園で 国営昭和記念公園(東京都立川市、昭島市)では、毎年8月に恒例の「サギソウまつり」があります。シラサギが翼を広げるように小さな白い花を咲かせるサギソウは環境省レッドリス…

季節は巡る

ベゴニアが美しく咲きそろう季節に 緊急事態が13都府県に拡大にした今日、国内の新規感染者が連日の最多更新と報道されました。医療態勢が逼迫するなか、ますます屋外に出られなくなりました。 そんな世情とは関係なく、植物は季節が巡ってくると、人に見ら…

珍しい虹の架け橋=19日、5時30分頃 「虹が綺麗ですよ」と年配の女性から突然、散歩中の私に声がかかりました。驚いて顔を上げれば、なるほど西の空に虹がかかっています。小さなやりとりのありがたさが身に沁みる今、淡く、それでいて優しい言葉がちょっぴ…

暮しの安心

初めて見た姫有明葛(ヒメアリアケカズラ) 安心安全の暮らしが脅かされる事態が続いています。 市中に広がるデルタ株の脅威。長引く記録的な激しい豪雨。加えて、首都圏を脅かす大地震はいつ起きてもおかしくない状況にあるといわれています。 国際的にもア…

留守番

美しいフラワースタンドでの仕立て=さいたま市内で 午後から二人の孫の遊び相手になりました。久しぶりの外出です。明後日から緊急事態の対象が7府県追加され、計13都府県に拡大します。 外出自粛の呼びかけが続く中、感染の危険を避けながらの7キロの道程…

鉢を重ねてみたら

今が盛り。一株のトレニアから=東久留米市内で コロナ禍で鉢植え花の売れ行き増えているそうです。農家では、新たな需要に応える花はないか、試行錯誤を繰り返しています。 ペチュニアもそのひとつ。新しい色を出すことに挑んでいます。 写真は、東久留米市…

キツネのカミソリ

花言葉は「妖艶」。狐が男性を惑わす妖しい魅力を放ちます=2017年8月、志木市内で ヒガンバナ科の植物です。キツネノカミソリはお盆ころに、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせます。ご先祖様と因縁のある植物なのでしょうか。 名前の由来ははっきりしていなく…

ジニア (百日草)

これから秋にかけて見頃を迎えるジニア ジニアはヒャクニチソウ(百日草)とも呼ばれています。メキシコ原産で直径約5センチの花をつけます。 以前は仏花としてのイメージが強かったようです。今は新しい品種も多くなり、花の色もオレンジや黄、白など豊富…

ハツユキカズラ

雨に打たれた草姿も美しく=13日 葉にピンク色と白の不定形の斑が入る姿に惹かれます。斑がきれいに出ると美しい植物ですね。秋から冬に紅葉する姿も美しいです。 ご近所でよく目にするようになりました。寄せ植えや、地表を覆ったり、枝を長く伸ばして、フ…

アルバム作成

陽気で明るい雰囲気をもつガーベラ。すっきりした草姿が人気=12日 フォトブックに掲載する原稿をやっと仕上げました。 B 5判。1年あたり6ページを割り当て、1ページ目に写真説明とその年の出来事をざっくり、まとめてみました。 世相や文化、流行歌、映画、…

ウィシュマさんの死

秋にかけて、植木鉢を明るく彩ってくれるガザニア=11日、早朝 名古屋入管に収容中だったウィシュマさん。報道では2007年以降、17人が入管で命を落としています。 これだけ多くの死を招いた背景を洗い出して、国際社会からの批判にも応えてほしいと願ってい…

夏休み

台風が通り過ぎた後、青空に白い雲が映えて=10日、早朝 緊急事態の空の下、孫一家が感染のリスクを避けながら御殿場市を車で出発、埼玉県へ向かいました。 4泊5日の夏休みを親戚の家で過ごした孫たちは、すっかりご満悦の様子。遊び疲れを知らない年齢なん…

動物園に行こう

動物園越しに見える富士山=8日、富士サファリパークで y/k 富士サファリパーク(静岡県裾野市)は恒例の「泳ぐゾウ」の公開を始めています。涼を求めてプールで泳ぐ姿をアクリルガラス越しに見られます。 動物の赤ちゃんはかわいいですね。たとえば、ライオ…

4500匹の金魚

ひらひらと涼しげに泳いで=7日、御殿場市内で y/k 夏の風物詩の「金魚」。美しい光の演出を施した展示や水草で大自然の景観を表現した水草水槽。さまざまな水槽のなかで、ゆらゆらとのんびり泳ぐ金魚。光で彩られた幻想的な世界が、見る人の心を和ませてく…

朝の空気

おとなしいさらっとした花姿にひかれて=7日 台風10号が関東地方に接近中です。青空が見えたかと思うと、突然のにわか雨に雨宿りを強いられた方もおおかったのではないでしょうか。 そんな一日の早朝は、樹木の上に広がる雲一つない青空がひろがっていました…

ブナの木

差し込む光に輝いて=2006年8月1日、尾瀬で 植物のように胞子を飛ばして子孫を残すのに、動物のように移動しながら微生物などを捕食する変形菌(注)。その変形菌に魅せられた自然保護指導員の興味深い話が先月報道されました。 その美しくも不可思議な世界…

ステージ4

炎天下、鮮やかな花を元気よく咲かせるカンナ=5日 今日、東京で新たに5042人。5千人を超えるのは初めてです。専門家の試算では都の感染は「2週間後に週平均1万人」としています。 また、23都道府県が緊急事態宣言を出す目安となる国のステージ4に入りました…

カマキリ

きれいな寄せ植え!=4日、早朝 夏休みを親戚の家で過ごすので、一週間あまり預かってもらえないか、と託された子どものカマキリ。孫からの依頼は難題です。「食材」となる生餌をどう確保するか。 その日から、キッチン袋を忍ばせての散歩。にわかに蝶や蠅、…

今日の富士山

黄昏時=3日、御殿場市内で y/k 富士山秘話 女性として初のエベレスト登頂に成功した故・田部井淳子さんが企画してきた「東北の高校生の富士登山」(田部井淳子基金主催)が昨年コロナ禍で中断しましたが、先月28日に開催されました。 田部井さんが「日本一…

アメリカン・ブルー

清涼感あふれるアメリカン・ブルー=2日 ペチュニアの華やかさの対極にある1~3cmほどの花を咲かせます。別名エボルブルス。アメリカでは「ブルー・デイズ」という名称で知られています。一日花です。 すがすがしい花色が涼しげです。ヒルガオ科特有の日が当…