コロナ禍で鉢植え花の売れ行き増えているそうです。農家では、新たな需要に応える花はないか、試行錯誤を繰り返しています。
ペチュニアもそのひとつ。新しい色を出すことに挑んでいます。
写真は、東久留米市の農家で撮りました。小さな1株が、大きく満開に育っています。美しく仕立てるコツを伺いました。
「植物は、地上部に目が行きがちですが、立派に育てるには根っこの張り方が大事なんです。草姿は根の張りと正比例するんですね」。
園芸には遊びが大事と言います。「植え替えは大変。そこで思いついたのが、植え替えずに鉢を重ねる『我流段重ね』の術です。ひとまわり大きな鉢に用土を入れ、その上に乗せてみたら、鉢底穴から伸びた根は下の鉢へと成長。地上部も元気に育ちました。」と笑顔で話してくださいました。
日々、続けていることで面白い発見があって、その楽しさが長続きの秘訣かな、と思いました。
