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珍しい虹の架け橋=19日、5時30分頃

 「虹が綺麗ですよ」と年配の女性から突然、散歩中の私に声がかかりました。驚いて顔を上げれば、なるほど西の空に虹がかかっています。小さなやりとりのありがたさが身に沁みる今、淡く、それでいて優しい言葉がちょっぴり嬉しく思いました。
 嬉しいお知らせがあります。ものの本によると、じつは、虹は”狙って”出会えるものだそうです。
 虹は、太陽と反対側の空で雨が降っているときに現れます。そのためリアルタイムの気象レーダーの雨量情報を使って雨雲が通り過ぎるタイミングをうかがい、太陽と反対側の空を見上げれば高確率で虹に出会えると言います。
 レーダーの雨量情報は、各気象会社か気象庁のレーダー「ナウキャスト」で見られます。
 ねらい目は、夏の夕立や冬の日本海側でしぐれているときなど「晴れ間が見えているけど局地的に雨が降っている」という天気雨のとき。
 虹に限らず、毎日空を見上げる習慣をつけると新しい事象を発見できるかもしれません。

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原の上空にうっすらと=2015年10月、尾瀬ヶ原