和ハッカを栽培している東久留米市内の農家に午後伺う予定でした。
朝方、電話が入り「午後は雨模様なので、届けます」とのこと。畑も見たかったのですが、ブルーベリーが収穫できる来月に日延べすることになりました。
彼が作っているのは、21品種で精油量が多いものや香りがよい和ハッカです。お茶に最適な葉もたくさんいただきました。
ハッカは身近な商品ですが現在、市場に出回っているのは合成メントールか、輸入品のペパーミント(西洋ハッカ)が大半。日本産のハッカに出会うことはまれです。
国内の生産地は北海道東部の滝上町(たきのうえちょう)が知られており、国内商業生産量占有率95%を誇る町です。そのほか、岡山県総社市や山形県天童市、旧山陽道の宿場町・矢掛(やかげ)町などでも栽培されています。
人を元気づける効果があるとも言われる和ハッカ。室内をふわっと優しい香りで包み込んでくれました。