世界子どもの日に

 今日は、すべての子どもの人権を保障する「子どもの権利条約」が国連で採択された重要な日でもあります。 
 しかし、条約を締結しただけでは、子どもの権利が守られるわけではありません。
 例をあげるまでもなく、ウクライナやガザの子どもたちは今も苦しみの中にいます(注)。

 ユニセフは世界の子どもたちの現況をこう伝えています。
・年間500万人が5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっている(6秒に1人)。
・6,700万人が小学校に通えていない(11人に1人)。
・3億3,300万人近くの子どもが、極度の貧困状態で1日2.15米ドル未満で暮らしている(6人に1人)。
・推定150万人の子ども(0〜14歳)がエイズと共に生きている。
・1億6,000万人が、児童労働に従事している。そのうち 7,900万人は、危険な状況・条件下で働いている。

 世界の子どもたち一人ひとりに必要なこと。ぜひ、ご一緒に考えてみてください。

 

注:ユニセフの集計では、ウクライナで630万人、ガザで100万人の子どもたちが命の危機に瀕しています。