オシロイバナの思い出

赤い花と黄色い花は朝顔とともに色水遊びに=27日

 彼岸の中日が過ぎて夜が少しずつ長くなりました。東の空がほんのりと明るくなる午前5時。少し肌寒く、ひんやりと澄んだ空気に心も癒されます。

 道端にオシロイバナが咲いていました。私の記憶は小学生だった夏休みに跳んでいました。ラジオ体操が終わり、広場のオシロイバナを摘んだり、パラシュートに見立てて遊んでいる頃には、空の色ははっきりとした水色に変わって、蝉の声が聞こえはじめます。この花には、そんな思い出が詰まっているようです。