朝方の雨があがり、春らしい陽射しが戻ってきました。街路樹のハナミズキの花がさわやかな風を受けて揺れています。樹型も桜より小ぶりで花で覆われるほどの圧迫感もなく、ほど良い花数がバックの空とマッチしているように感じられました。隣接して若葉の木でもあれば、その3色が映えて暖かい陽ざしと共に春爛漫。誘われて散歩も長くなります。
ご存じのハナミズキは、前世紀のはじめ日本からワシントンのポトマック川縁に寄贈された桜の返礼として送られてきたアメリカ産の樹です。それが今全国に広がり、桜を追うように北上しています。白がほとんどですが、ピンクや斑のものなどいろいろな種類があるようです。
足元のツツジも咲き始め、新緑の候真っ盛りです。