かんぽの宿寄居の中庭
子どもの誕生日をかんぽの宿寄居で過ごしました。
寄居町は埼玉県北部にある自然に囲まれた城下町です。地名は「人が寄る町」に由来しているといわれています。東武東上線と八高線、秩父鉄道の停車駅として、外秩父の山々を辿るハイキングコースとしても有名です。
外秩父というのは寄居町から、東秩父村の山々を馬蹄形に回り、小川町に至る40キロ余の見晴しの良い峰々のことをいいます。寄居町に近い山の稜線からは一見、湖のように錯覚する本田技研寄居工場があります。
池袋から東武東上線を利用すれば、わずか1時間半。寄居町唯一の天然温泉「金山温泉」が楽しめます。温泉は熱くもなく、ぬるくもなく、肌にぬめり感があって良い温泉です。ハイキングを終えた後の立ち寄り湯として何回か利用しており、従業員が気持ちの良い対応をしてくれます。機会があったら、展望露天風呂から秩父の山並みを遠望してみてください。
打ち立ての蕎麦は見逃せない=風布館
翌日、風布川に沿ったハイキングコースを歩いて(70分)、日本の里「風布館」をめざしました。地元の人達がふるさと創生の一環として、水と清流、北限のミカン山を活かそう、と建てられた観光農業の拠点です。
当地は日本の自然100選、日本の名水100選に認定されている里山で、釜伏山の蛇紋岩から湧き出る水の美味しさは格別です。水汲みに忙しいおやじさんの背中に「この水を飲み始めてから身体の調子はどうですか」と声をかけたことがありましたが「いやー、もう、この水じゃなきゃ、だめだね」という答えが返ってきました。
水汲み場は、今日も空のペットボトルを積んだ車列で賑わっています。
*かんぽの宿寄居
〒369-1205 埼玉県大里郡寄居町末野2267
TEL:048-581-1165
アクセス 秩父鉄道波久礼駅から歩10分。秩父鉄道・東武東上線・JR八高線寄居駅から約4km(車で約10分)。寄居駅からはかんぽの宿から送迎の定期便がでています。
写真はクリックすると大きく見ることができます
朝日が昇る=部屋から
露天風呂から望まれる風景
ハイキングに出発=かんぽ玄関下ル
山の上に立つかんぽの宿
荒川玉淀湖
風布川の流れ
透明感が際立つ川の水は子どもの水遊びにうってつけだ
川底はオブジェ
どうです? 美しいでしょう!
沢ガニが棲む清流