★モデルコース行程 (土休日)
・往路
池袋06:13→【西武池袋線準急・飯能行】→飯能07:11/07:13【西武池袋線・西武秩父行】西武秩父駅08:04
西武秩父駅08:20➡(西武バス)➡川又バス停09:23(トイレ休憩)➡(歩)➡旅館扇家山荘(廃業)➡(歩)➡秩父演習林川俣学生寄宿舎➡(歩)➡入川渓谷養魚研究所➡(歩)➡川俣発電所➡(歩)➡夕暮キャンプ場➡(歩)➡渓流釣場(トイレ休憩)➡(歩)➡秩父演習林ゲート口➡(歩)➡トロッコ軌道跡➡(歩)➡入川発電所取水口➡(歩)➡赤沢出合・11:30頃昼食(復路は往路の逆)➡(歩)➡川又15:50➡(市営バス=ワゴン車)➡大滝温泉遊湯館16:15/17:55➡(市営バス=ワゴン車)➡三峰口駅18:10/18:20➡(秩父鉄道)➡御花畑18:47➡(歩5分)➡西武秩父駅
・復路
★解説
奥秩父から秩父盆地を経て、東京湾へと注ぐ荒川の源流、甲武信ヶ岳にある入川渓谷を訪れます。写真は新緑の季節ですが秋のたたずまいも素敵です。清らかな渓流沿い。森のなかを歩いての森林浴です。
川又バス停から渓谷を見下ろしながら、進んで行くと夕暮れキャンプ場が見えてきます。歌人の前田夕暮が晩年に過ごした居宅跡です。
コバルトブルーの美しく澄んだ川の流れ、黄色に色づき始めた紅葉が映える渓谷に沿って20分ほど歩くと「入川渓流観光釣場」に着きます。ヤマメやイワナが棲めるように入川を大きな岩でいくつも堰止めています。各釣り場に番号プレートが立っているのが興ざめですが、それを割り引いても渓流釣りの面白さが味わえると思います。
ハイキングコースは、かつて切り出された材木を運ぶために渓谷沿いに整備された森林鉄道(トロッコ)跡が、私たちを原生林へと導いてくれます。登山道というよりは遊歩道といった雰囲気です。このトロッコ道のレール跡をたどって、荒川の起点となる赤沢出合を目指していきます。その道のりには、広葉樹が織りなす紅葉、涼しげな水の流れ、気持ちの良い水音、山から流れ落ちてくる小さな滝、苔むした倒木、苔の絨毯など、が次々と現れます。
約1時間半で赤沢出合に到着です。標柱には、「赤沢出合」の文字。行き止まりになった道の先には素晴らしく驚くような光景がみられます。
ここは、入川と赤沢が出合う場所です。豊富な水量をたくわえるふたつの流れは、岩をも砕かんばかりにぶつかり合っています!
赤沢の出合には一級河川荒川の起点の碑があり、 ここから173キロ先の東京湾へ流れ込む荒川の旅がスタートするのです。ここで大休止。清流の放つミストをたっぷりと浴びながら昼食をとりましょう。
川又バス停に戻り、大滝温泉遊湯館で下車。ぬるめの天然温泉は肌につるつる感が戻ってきて、いかにも温泉という感じがします。
大滝温泉から西武秩父駅行きの西武バスは30分に一本ぐらい。混み合っていたら三峰口駅で下車して御花畑駅経由で西武秩父駅へ向かうとよいでしょう。
*大滝温泉 ご注意:7月下旬まで休館
道の駅 大滝温泉 | 秩父の道の駅~ちちぶ・あらかわ・龍勢会館・大滝温泉~ (michinoeki-network.jp)