天気が良かったのでヨモギ摘みにいったよ。春はまだ早くやっと芽吹いたばかり。
土手に登った。一面、火を放ってからそう遠くないようで、土手全面が上手に黒く焼かれていた。
例年、秋口になると管理事務所が草を刈り、枯れ草になったころを見計らって火を放つ。春の訪れとともに丸坊主になった土手から鮮やかな新芽が出てくるのだった。
春一番がヨモギで、これでお団子をつくる。こどもの頃はこれを摘んでお小遣いにする。
最近はこんな恵まれた河川敷のそばに住みながら摘んできてヨモギ団子を作る家庭が少なくなってきたようだ。 コンビニとか和菓子屋に行けばあるし。でも、香りとか味が誇張ではなく違いがあるんだよね。いい香り。それが終わるとセリを摘みにいくのだった。