コロナ禍の今年、種苗会社が主催する花の展示会に行く予定がたちません。
写真は、松本市を中心に開かれたサカタなどいくつかの展示会の様子です。時期は今頃です。
社員さんたちは、この日に備えてそれはそれは大変な努力をしています。展示会の日取りに合わせて最高の花を咲かせるために。
日本人に混じって中国人のバイヤーが、どこの会場でも目立ったように思いました。
現在、市場に出回っているのは合成メントールか、輸入品のペパーミント(西洋ハッカ)が大半です。日本産のハッカは希少といえましょう。
北海道には、国内商業生産量の占有率95%を誇る町があります。東部の滝上町(たきのうえちょう)です。ゆくゆくは『夕張メロン』のようにブランド化できれば、と期待されています。
農家の友人は20数種の和ハッカを栽培しています。そのうちの一つ「ほくと」は精油量が多く、「北海JM23号」と呼ばれる品種は、香りがよいといいます。
葉をちぎり、鼻に運びました。ミントの香りとともに、ふわっと優しい香りがします。
和ハッカを使った商品開発も盛んです。ミストスプレー、アロマ雑貨、飴、ハッカせっけん、ハッカ茶などです。
私の家では、葉脈を包丁の背で叩いて料理に使ったり、乾燥させた葉でお茶を入れたりして重宝しています。
和ハッカの香りには人を元気づける効果があるようです。
並木道から住宅街に入ると、さまざまな花が玄関先や垣根沿いに咲いていることに気づきます。
このところ雨が続いていますので、めっきり散歩に出る人が少なくなりました。四人ぐらいでしょうか。天気が良い日は十人ぐらいの人と行き合います。
5時ごろ、家を出て途中で温かいお茶で一服。帰ったらシャワーを浴びて、NHKのラジオ体操が終わると朝食、というのが生活のパターンになっています。
リタイアしてから見る世界は、人それぞれですが、何事にも心を込めて暮らしていきたい、と思うきのうきょうです。
八街市で、また心を痛める事故が発生しました。飲酒運転のトラックが学童の列に突っ込み5人の学童を死傷させたのです。
従来の最高刑、懲役5年という量刑が軽すぎるとして、厳罰化を求める活動が法整備を進めました。危険運転致死罪が新設されて懲役15年が最高刑になりました。
思い起こせば厳罰化にも関わらず、飲酒運転による事故は後を絶ちません。
厳罰化のきっかけとなった東名高速での事故。そして、平成14年には松戸市で飲酒運転による死亡事故が起きています。裁判所は危険運転致死罪として最高刑となる懲役15年の判決を言い渡しました。事故の重大性を重視し、遺族の無念の思いをくんだ判決でした。
しかし、遺族は15年でも「納得できぬ」と怒りをあらわにしています。そして「子どもたちはお母さんに会えない。悲しみはもう終わりにしてもらいたい」と訴えたのです。
親の立場から、叫びにならない声が聞こえてきます。残された遺族の「被害者はまるで犬死に」というやり場のない怒りと「そんな現状を変えたい」という強い意志が読み取れます。
飲酒運転に対する深い怒りと共に、このようなことの二度と無いことを願い、いわれのない事故に巻き込まれた子どもたちに深く祈りの言葉をささげたいと思います。
癒えない心の傷がもたらされる性暴力。ふだんにはない、ちょっとした行動の変化、「どうしたんだろう」という変化を見逃さない視点が大切と専門家は話します。
<子どもに被害を打ち明けられたら>
・「よく話してくれたね」と声をかける
・根ほり葉ほり聞かない
・子どもの話を信じる、過小評価しない
・児童相談所など専門機関に相談する
<性暴力を受けた子どもからのサイン)
・大人に反抗する
・極端な自己否定観
・性的な言動が目立つ
・拒食や過食
・自殺願望、自殺企画
・落ち着きがない
・頭痛、腹痛、吐き気などの体調不良
・感情のコントロールができない
・リストカットなどの自傷行為を繰り返す
・非行行為を繰り返す
専門家の話では、こうした行動や様子が見られたら「困った子ども」という目で見るのではなく、「トラウマを抱えているのかもしれない」という視点が必要と言います。
性暴力を受けたときに相談できる場所に、ワンストップ支援センターがあります。
◆全国の主なワンストップ支援センターの連絡先
・全国共通短縮ダイヤル #8891
・北海道 性暴力被害者支援センター北海道「SACRACH(さくらこ)」 050-3786-0799
・青森県 あおもり性暴力被害者支援センター 017-777-8349
・宮城県 性暴力被害相談支援センター宮城 0120-556-460(県内専用)
・秋田県 あきた性暴力被害者サポートセンター「ほっとハートあきた」 0800-8006-410
・山形県 やまがた性暴力被害者サポートセンター「べにサポ やまがた」 023-665-0500
・福島県 性暴力等被害救援協力機関SACRAふくしま 024-533-3940
・茨城県 性暴力被害者サポートネットワーク茨城 029-350-2001
・栃木県 とちぎ性暴力被害者サポートセンター「とちエール」 028-678-8200
・群馬県 県性暴力被害者サポートセンター「Saveぐんま」 027-329-6125
・埼玉県 県性暴力等犯罪被害専用相談電話アイリスホットライン 048-839-8341
・千葉県 千葉性暴力被害支援センターちさと 043-251-8500
千葉犯罪被害者支援センター 043-222-9977
・東京都 都性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「性暴力救援ダイヤルNaNa」 03-5607-0799
・神奈川県 かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」 045-322-7379
・新潟県 性暴力被害者支援センターにいがた 025-281-1020
・富山県 性暴力被害ワンストップ支援センターとやま 076-471-7879
・石川県 いしかわ性暴力被害者支援センター「パープルサポートいしかわ」 076-223-8955
・福井県 性暴力救済センター・ふくい「ひなぎく」 0776-28-8505
・山梨県 やまなし性暴力被害者サポートセンター「かいさぽ ももこ」 055-222-5562
・長野県 県性暴力被害者支援センター「りんどうハートながの」 026-235-7123
・岐阜県 ぎふ性暴力被害者支援センター 058-215-8349
・静岡県 県性暴力被害者支援センター SORA 054-255-8710
・愛知県 ハートフルステーション・あいち 0570-064-810(県内専用)
性暴力救援センター 日赤なごや なごみ 052-835-0753
・三重県 みえ性暴力被害者支援センター よりこ 059-253-4115
・滋賀県 性暴力被害者総合ケアワンストップびわ湖SATOCO 090-2599-3105
・京都府 京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター 京都SARA 075-222-7711
・大阪府 性暴力救援センター・大阪SACHICO 072-330-0799
・兵庫県 ひょうご性被害ケアセンター「よりそい」 078-367-7874
・奈良県 県性暴力被害者サポートセンター NARAハート 0742-81-3118
・和歌山県 性暴力救援センター和歌山「わかやまmine」 073-444-0099
・鳥取県 性暴力被害者支援センターとっとり(クローバーとっとり) 0120-946-328(県内専用)、0857-32-8211(県外可能)
・島根県 性暴力被害者支援センターたんぽぽ 0852-25-3010
しまね性暴力被害者支援センターさひめ 0852-28-0889
・岡山県 性暴力被害者支援センター「おかやま心」 086-206-7511
・広島県 性被害ワンストップセンターひろしま 082-298-7878
・山口県 県男女共同参画相談センター「やまぐち性暴力相談ダイヤル あさがお」 083-902-0889
・徳島県 性暴力被害者支援センター よりそいの樹 とくしま 0570-003889
・香川県 性暴力被害者支援センター「オリーブかがわ」 087-802-5566
・愛媛県 えひめ性暴力被害者支援センター 089-909-8851
・高知県 性暴力被害者サポートセンターこうち 080-9833-3500
・福岡県 性暴力被害者支援センター・ふくおか 092-409-8100
・佐賀県 性暴力救援センター・さが「さがmirai」 0952-26-1750
・長崎県 性暴力被害者支援「サポートながさき」 095-895-8856
・熊本県 性暴力被害者のためのサポートセンターゆあさいどくまもと 096-386-5555
・大分県 おおいた性暴力救援センター「すみれ」 097-532-0330
・宮崎県 性暴力被害者支援センター「さぽーとねっと宮崎」 0985-38-8300
・鹿児島県 性暴力被害者サポートネットワークかごしま「FLOWER」 099-239-8787
・沖縄県 「with you おきなわ」(県性暴力被害者ワンストップ支援センター) #8891(つながらない場合は098-975-0166)
☆関連項目
今朝、この家のおばあちゃんが花の手入れをしていました。枯れた花びらを一つ一つ摘んでいます。お礼の気持ちを込めて、ご挨拶をさせていただきました。
かつて、実家の庭には夏ミカンの木がありました。そこにアゲハの幼虫が何匹もつきます。
駆除するのかと思いきや、羽化する日を楽しみにしていました。
庭の木についた虫の成長を見守る。そんな思い出があります。
とても身近な野鳥なのに、詳しい生態は知らないままでした。
子供時分に住んでいた、かわら屋根には「雀口(すずめぐち)」と呼ばれるすき間があったことを覚えています。
スズメの子育て研究をした小学校3年生の男の子がいます。
たとえば、餌運び調査では、早朝から夜まで布団に寝転んでカウントを続けたそうです。その結果、1日に約50回もきていることがわかりました。
着眼点も素晴らしく、なによりも2年間にわたり観察を続けたことに感心させられました。
ぼくの家にスズメがやって来た! ~スズメの子育て研究~ (小学校の部 オリンパス特別賞) | 入賞作品(自由研究) | 自然科学観察コンクール(シゼコン)