山野草

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姫ホタルブクロ(左)とオガワギキョウ=23日、蕨市内で

 ところ狭しと道沿いに並べられた山野草の数々。その数70種類超でしょうか。
 草花の盆栽版を見ているような感覚にとらわれました。
 ささやかだけど品のある美しさ、可憐な花姿に力づけてくれたり、心を和ましてくれたり。
 ちいさなちいさなお花見でした。

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姫ホタルブクロ

リサイクル・フラワーセンター

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出荷を待っているニチニチソウ(ビンカ)=22日、センターで

 ボカシで発酵させた家庭の生ゴミを、リサイクルフラワーセンターで花苗と交換しました。ひまわり、ダリア、メランポジウムなどです。
 ここでは、障がいを持った人たちが働いています。労働時間は約3時間程度。交代制です。いくつかのチームに分かれており、各チームには専門教育を受けたリーダーがひとりづつ配属されています。ほかに職員は、社会経験と知見を積んできたおじいちゃんたちです。
 おじいちゃんの話では、叱ったり、人格を否定したり、軽視するような「指導」をする人はひとりもいません。定年もなく実に働き甲斐のある職場だそうです。
 こうして育てられた苗は、家庭の庭先や街角、イベントなどに使われ美しい街づくりに一役かっています。

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敷地内を飾るペチュニア

 

箱庭

f:id:ytakachan:20210620142846j:plain20日蕨市内で

 日本的原風景のような庭を持つ民家を見つけました。
 広さは畳2枚ほど。この空間にギュッと詰め込まれた箱庭感がすてきです。
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 集合住宅に住まう私の家には望むべくもありません。部屋の中に作れる「箱庭」を探してみました。

 ちょっとした安らぎを。「箱庭セラピー」を実践する臨床心理士は、縦横60センチ、深さ7センチくらいの箱を用意しています。斜め上からのぞき込むと箱の中が視野いっぱいに広がる大きさで、砂を掘ると水を意識させる青色(内側はきれいな青色に)が出てくるようになっています。そこに、小さなおもちゃや人形の中から気になるものを選び、心のままに置いていきます。時間は50分ほど。自分の素朴な気持ちにぴったりする感じが大事とか。
 すると、自分の「とらわれ」のようなものから離れて、宇宙や海底など広い世界につながることができるそうです。

 考えようによっては、一部屋でもいい。憩える空間ならば、りっぱな「箱庭」になりましょう。
 断捨離ブームの昨今、その心は箱庭に通じると考えました。その一部屋が希望を育む箱庭になるのではないでしょうか。

 お菓子の「箱庭」も楽しいですね。小さなお盆に白砂に見立てた砂糖を敷いて、おはぎやチョコを庭石などに見立てて配置。飾りの松を添えたら「枯山水」のできあがりです。
http://www.mamezo.co.jp/hakoniwa-sweets.html

図書館で過ごして

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目にとまったこの植物の名前は?=19日、早朝

 アルバムに添える「どんな年だったのかな」の編さんにかかりっきりの一日でした。
 午後から図書館へ。閲覧席は思いのほか空いていました。着席するのは、何年ぶりでしょう。
 外に出ると、朝からの小糠雨は止んでいて、街は夕方の気配に包まれていました。
 

エディブルフラワー(食べられる花)

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さまざまな色合いが楽しめるインパチェンス=18日、自宅で

 インパチェンスの花が盛りです。
 この花が食用花としても栽培されていることを知りました。肉厚で食感が楽しめるのだそうです。このほか、プリムラナデシコは甘いですし、ベゴニアには酸っぱさがあるそうです。キンレンカは、サラダなどに使われます。
 食べられるのは、観賞用の花とは別に、農薬を使わずに特別に栽培された花々です。
 欧州では古くから花を食す習慣が根付いていますが、日本では、一般化はしませんでした。
 しかし、エディブルフラワーはその豪華さとカラフルさで「インスタ映え」し、人気が高まると期待されています。

あさがお

 

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花の命は半日だけ。早い時間の方がいい花を見られます=17日、午前5時頃


 「肥後朝顔」をご存じだろうか。細川家8代重賢(しげかた)のときに、武士のたしなみとして始められた「肥後六花(ひごろっか)」。「肥後朝顔」はその中の一つで、小鉢に本つる1本を伸ばす「一幹作り」が特徴です。
 肥後六花は門外不出で、約150年続くという伝統の中で、他地域の朝顔との交雑を防いできました。現在は「肥後朝顔涼花会」の会員らが大切に育てています。

 

 愛好家が見逃せない催し物があります。千葉県佐倉市国立歴史民俗博物館くらしの植物苑で開かれる「伝統の朝顔」展です。今年は100系統700鉢を展示の予定です。
 発案者である辻誠一郎東京大学教授(社会文化環境学)は、「21世紀は愛の時代。変わった形のアサガオを見て、自分の心に生じたことを大事にしてほしい」と朝顔がもたらす感情の育みについて話しています。
 ☆今年の開催期間は8月3日(火)~ 9月5日(日)まで。関連の催しとして有償頒布が6月22 日(火)~25 日(金)9:30~12:00。1ポット 310円~520円です。

ペチュニア

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梅雨空に美しく映えて=16日

 鮮やかなピンク色の花が街を彩っています。花言葉「心のやすらぎ」とは、よくいったものと思います。
 ペチュニアは南米原産のナス科の多年草で、見頃は9月半ばまでだそうです。


 千葉県富津市の「マザー牧場」では、濃いピンクが特徴の品種「桃色吐息」を栽培し、夏の風物詩となっています。

わらびりんご

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収穫の時期を迎えた「日本一早く実のなる小さなリンゴ」=15日、蕨市内で

 わらびりんごは4月に花をつけ6月に実がなる小ぶりの極早生(わせ)種です。
 地元農家が研究を重ねて品種登録し、市民グループが苗を育てて普及活動をしています。
 蕨市では特産品に育てようと、商品化を進めています。今年もまもなく、リンゴの香り豊かな「ご当地サイダー」や果汁でつくったゼリーに生まれ変わります。

父の日に

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雨のにおいのなかを=14日、5時30分ごろ(本文とは関係ありません)

 

 泉屋のクッキーとホットサンドメーカーをいただきました。
 スコットランドの家庭で焼かれていたホームメイドのクッキーは、私の家では最高ランクのお菓子に位置づけています。

 ホットサンドをつくってみましたが、レシピの広がりはこれから。「リロ氏のソロキャンレシピ」(マキノ出版)は、ホットサンドメーカーに特化されているとのことですので、楽しみにしています。

フォトブック

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北区王子中央図書館=本文とは関係ありません

 家族のアルバム「フォトブック(144㌻)」を作成中です。
 写真の選定とあわせて「この年はこんなことがあったんだ」という時代背景を編纂しています。

 世相、社会、文化、流行歌、映画、流行語という項目を立てて、丁寧に確認を取りながらの作業です。
 自宅でネット、図書館で新聞や年表を読みながら進めていきます。時間がたつのが速いですね。
 今日は日曜日です。三密回避はお約束ですし、館内は話し声もなく静寂そのものです。
 若い人たちの利用が多いので数少ない閲覧席の利用は遠慮しました。新聞をコピーして家に持ち帰ることにします。
 

買い物は無人販売所

f:id:ytakachan:20210610111936j:plain楽しみは旬の野菜=10日、御殿場市内で

 珍しい淡竹(ハチク)が置いてあります。御殿場では今が旬なのでしょう。
 淡竹は天ぷらや炒めものに使いますが、タケノコごはんに使いました。アクが少なく、ことのほか美味しくいただけました。
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