日本一早く実がなるとされる「わらびりんご」の花が咲き始めました。
児童公園に植えられたリンゴの木が去年初めて花をつけ、気にかけるご近所さんが目を細めて見入っていました。
リンゴの花は1カ所に五つほど集まって咲き、花が枯れ出すと実が膨らみ始めます。その中からひとつだけを残して摘んでいく「一輪摘果(いちりんてっか)」が栽培のコツとか。
収穫のピークは6月下旬ごろ。生食には酸っぱすぎるので、ご当地サイダーやシャーベット、アップルパイなどに加工して味わいます。
市では学校給食で希少な「わらびりんご」を使った地産地消にも取り組んでおり、教室には笑顔がこぼれるそうです。