世界で住居を必要とする人々のために 2010年


世界で住居を必要とする人々のために:ハビタットAPUがマレーシアで建築ボランティア:(APUホームページより転載)2010/9/6

世界で住居を必要とする人々のために:ハビタットAPUがマレーシアで建築ボランティア


この活動は「グローバルビレッジ(GV)」と呼ばれる建築ボランティア活動で、ハビタットAPUにとってはフィリピン、タイ、インドネシアに続く4回目の参加でした。現地では柱の強化や外壁造り、床張りなどの初期工事を、ホームオーナーや大工と協力し建築に従事しました。



また現地では、日本でいらなくなった絵本を現地語に翻訳し支援地の子ども達へ寄贈するというハビタットAPU独自の活動「絵本プロジェクト」も平行して行ない、マレー語に翻訳した絵本を現地の子ども達へプレゼントしました。絵本プロジェクトには大分県日出町の日出暘谷高校の高校3年生も協力し、今年7月、日本語から英語への翻訳に一緒に取り組みました。

GV活動で副リーダーを務めた鹿田 佐くらさん(APM2、日本)は「今回初めて建築ボランティア活動に参加し、熱い天候の中、単調な力仕事の連続は体力的にきつく感じることもありましたが、ホームオーナーと一緒に作業するなかで、次第に自分の家を作っているような愛着を持って、楽しく作業に取り組むようになりました。今回の経験を次回のGV活動へ活かしていきます」と活動を振り返りました。

また9月17日(金)~27日(月)には、自転車で野宿をしながら九州圏内を巡り、高校や大学で世界の貧困問題やサークルの活動について紹介する「ちゃりんこプレゼンAPU Ver」と題した啓蒙活動も実施し、行く先々で募金活動も予定しています。ハビタットAPUの今後の活動にご期待下さい。

「ちゃりんこプレゼンAPU Ver」スケジュール


9月17日(金)熊本県出発
 プレゼンテーション:九州学院高校で

9月18日(土)~20日(月)熊本~福岡 
 (9月18日 10:00~17:00 熊本市鶴屋デパート前にて募金活動)

9月21日(火)プレゼンテーション:西南学院大学
 (9月21日 12:00~16:00 地下鉄西新駅プラリバ前にて募金活動)

9月22日(水)プレゼンテーション:福岡県立春日高校
 (9月22日 10:00~15:00 西鉄大橋駅東口にて募金活動)

9月23日(木)~24日(金)福岡~北九州 
 (9月24日 10:00~15:00 JR小倉駅にて募金活動)

9月25日(土)プレゼンテーション:九州国際大学

9月26日(日)北九州~大分 

9月27日(月)プレゼンテーション:別府鶴見丘高校
 SPAビーチ到着




2回生 (リーダー)初回2008チャリプレ感想

 走り続けた8ヶ月間。今回の「ちゃりんこプレゼンAPUバージョン2008」は11日間と一瞬だった。終わってみて思うことは『人の温かさ』を大きく感じられた11日間だったということだ。学校に迷惑をかけたにも関わらず私たちを受け入れてくださった高校の先生。募金活動中に熱心に私たちの活動に耳を傾けてくださった方々。宿泊地として家を提供してくれてごはんまで振る舞ってくださったメンバーのご家族。見ず知らずの私たちを教会に泊まらせてくださった神父さん。私たちの活動に興味を持ってくださり、プレゼンを聞いてくださったシスターの方々。このちゃりプレAPUに賛同し、協賛をしてくださった企業様。今回の「ちゃりプレAPU」を作っていったハビタットAPUのメンバー。こんな多くの方々に支えられて私たちハビタットAPUの「ちゃりプレAPU」を無事に終えることができました。
 今回のテーマ「知りたい・伝えたい~この『瞬間』を~」では、野宿することで家の大切さ、メンバーのこと、プレゼンや募金活動の楽しさ、人に伝えることの難しさなど多くのことを知れたし、私たちハビタットAPUの活動、貧困の現状、私たちがいることを伝えられた。そしてこれらは募金活動をしているとき、高校でプレゼンをしているとき、自転車をこいでるとき、お風呂に入るとき、コインランドリーで洗濯を待っているとき、野宿地を探しているとき、さまざまな『瞬間』で見ることができた。この「ちゃりプレAPU」は楽しい部分が多かったが、時にはタイムマネジメントや準備不足などの反省すべき部分も出てきた。こうした経験を次回の「ちゃりプレAPU」、今後のハビタットAPUの活動につなげていきたい。最後に一言ずつ・・・私たちを温かく応援してくださった方々、ありがとう。一緒に時を過ごしたメンバー、ありがとう。ちゃりんこプレゼンAPUバージョン2008、ありがとう。


2回生 (広報)の初回チャリプレ感想

 ちゃりんこプレゼンAPUでの目標のひとつは、「この先ずっとずっと覚えてるような瞬間をいっぱいつくる」というものでした。一日いちにちを全て記憶することはできません。悲しいことですが、人はどんどん忘れていきます。でも、どんなに時間が経っても忘れることのない「瞬間」って絶対にあって、私はこの夏、10日間の旅の中で、そんな瞬間にいっぱい出会った気がします。
 帰ってきて撮った映像と写真に全部目を通しました。いろんな瞬間をもう1度見て、思わず笑ってしまいました。大変なことも多かったけど、辛くはなかったです。なんだかんだゆって、やっぱり楽しかった。くじけそうになった瞬間もあったけれど、妥協をみせないみんなの姿勢に励まされ、刺激され、そして助けられて最後まで頑張れた気がします。
 旅先ではいろんな出会いがあって、人のあったかさを感じました。この企画はハビタットのメンバーはもちろん、一般の人々、活動を理解して下さった高校、協賛企業、いろんな人に支えられていて、ハビタットは自分たちだけのものじゃないんだなって思いました。今までしてきた、そしてこれからも頑張っていくだろうハビタットの活動に重みと責任を感じました。
 最後にちゃりプレAPUのメンバー、お疲れ様でした。そして本当にありがとう。ちゃりプレ期間中、私たちに家はなかったけれど、寝袋に入ったらけっこう安心して眠れたのはみんながいっしょだったからなんよね。きっと生きてくうえで大切なのは「家」っていう物質的なものと、その空間でいっしょに過ごす「人」っていう精神的な支えで、その両方を持っている私は、本当に幸せだと思います。世界中の人々がこの幸せを持てるといいなあ。

Habitat APU: Helping to put a roof over the heads of those in need in Malaysia:
2010/9/6
From Thursday, August 15, until Tuesday, August 31, 2010, approximately twenty members of the APU volunteer circle "Habitat APU" worked together with members of the local community of Kuching on the Malaysian island of Borneo. "Habitat APU" is affiliated with Habitat for Humanity Japan (HFHJ) - a member of Habitat for Humanity International (HFHI).

Following projects in the Philippines, Thailand and Indonesia, this is Habitat APU's fourth installment in their "Global Village" volunteer house-building program. Through the "Global Village" project, Habitat APU members work together with homeowners and builders in the early stages of the construction process to strengthen house beams and outer walls, lay floors, and much more.

Another unique Habitat APU project, the "Picture Book Project", involves the translation of second-hand Japanese books into local languages which are then donated to children in that support area. Books translated into Malay were presented to local children during this trip. Hiji-Youkoku High School third-year students are also involved in this project and translated Japanese books into English in July earlier this year.

Deputy-leader of the Global Village project, SHIKADA Sakura (APM2, Japan) commented on the project, "This was the first time I've taken part in the Global Village project and to be honest it was very tough work in the hot weather. But after speaking with homeowners I began to feel as though I was building my very own home. After that, the work seemed much easier. I hope to make use of this experience in future Global Village projects".

From Friday, September 17 until Monday, September 27, Habitat APU members will take part in a charity cycle tour around Kyushu. Entitled "Charinko Purezen APU Ver.", this event will see participants cycling and camping their away around Kyushu and visiting high schools and universities as part of their campaign to raise peoples' awareness of poverty around the world. They will also carry out a donation appeal. Please look forward to future developments.

Schedule for "Charinko Purezen APU Ver."


Sept. 17 (Fri):Depart Kumamoto Prefecture
Presentation: Kyushu Gakuin High School

Sept. 18 (Sat) - Sept 20 (Mon) Kumamoto - Fukuoka
(Sept. 18, 10:00-17:00, donation appeal at Tsuruya Dept. Store, Kumamoto City)

Sept. 21 (Tue):Presentation: Seinan Gakuin University
(Sept. 21, 12:00-16:00, donation appeal at Nishijin Station, Praliva Dept. Store)

Sept. 22 (Wed):Presentation: Fukuoka Pref. Kasuga High School
(Sept. 22, 10:00-15:00, donation appeal at Nishitetsu Ohashi Station, east exit)

Sept. 23 (Thu) - Sept. 24 (Fri) Fukuoka - Kitakyushu
(Sept. 24, 10:00-15:00 donation appeal at JP Kokura Station)

Sept. 25 (Sat):Presentation: Kyushu International University

Sept. 26 (Sun):Presentation: Kitakyushu - Oita

Sept. 27 (Mon):Presentation: Beppu Tsurumigaoka High School
Arrive SPA