リサイクルフラワーセンターで

このまま、近くの児童公園に植え替えたいような…=24日

 家庭で仕込んだ堆肥の種と花の苗との交換は月に1回ですが、月日が経つ速さを実感します。
 台所から出た生ゴミに発酵を促すボカシを混ぜて持ち込むのですが、センターで熟成させてから苗づくりを始めます。
 ここの大きな特徴は、高齢者と障がいを持った人たちの雇用の受け皿になっていることです。この日は休日でおじいちゃんたちが受付を兼ねて働いていました。
 今月おすすめの花苗は、冬でも銀色の葉が楽しめる観葉植物のシロタエギクや小さくかわいい花が株を覆うように咲くアリッサム・クリアクリスタルホワイトです。
 生ごみが堆肥に変わる取り組み。素晴らしいですね。他の自治体でも始まれば、という期待を込めてセンターをあとにしました。

クリスマスイブの日に

 クリスマスイブのきょう、街中散歩を娘と楽しみました。なによりのプレゼントになりました。キリスト教会では、ちょうどクリスマス礼拝の時刻で多くの人々が訪れていました。夕刻からはクリスマスイブ礼拝が行われます。
 きょうは、祝福された時を迎える日です。ケーキ屋さんの店頭には長蛇の列ができていましたし、バスの車内でもケーキを抱えた人が目立ちました。

 しかし一方で、私たちは世界中で続いている戦争、抑圧そして深い不安という現実にも目を向けなければなりません。今も世界のいたるところ、また私たちを囲んでいる社会は数々の分断と葛藤に直面しています。
 クリスマスのメッセージからは 平和と喜びをどのように受け止め、生きるべきかを深く考えさせられます。

フリースペース「リッティ―」再訪

住宅地にある一軒家を提供しています=22日、北浦和

 年末のご挨拶にと思い訪ねました。ご主人と年齢相応の話題に終始しましたが、久方ぶりに言葉を交わしました。
 
 貸し切りの日もありパーティーや会食、町会の打ち合わせなどに利用されています。また月に一度、プロにお越しいただいて大型の音響機器を使ったレコードコンサートを開いており丁寧な解説が人気です。
 きょうも温かいおもてなしに接し、ありがたいと思いながら家路につきました。

★利用のご案内★
営業日は月~金曜日:9:00-17:00。土・日・祝祭日は貸し切りのみ。予約制です。
*利用料(おひとり様):2時間200円 延長1時間100円
*飲食の持ち込み、デリバリーOKです。
*コーヒーあります(一杯150円)
*防犯上の理由から、ご利用に際しては下記のホームページからご予約をお願いしています。
https://free-space-ritty.jimdofree.com/

★交通
*バス:JR北浦和駅東口クイーンズ伊勢丹前、宮下行⇒バス3分⇒領家消防署前⇒徒歩3分

★「リッティ―」を知るために
https://tobira-web.com/archives/space-all/space/2022/

三つある部屋のうちのひとつ=ホームページより転載

 

きょう(金)は冬至

お正月向けの寄せ植えに足を止めて=21日

 太陽の力が弱まる冬至は、衰えた太陽がこの日から再生する日とされています。冬至を過ぎれば、太陽の高度が高くなり日が伸びていくことからでしょうか。

 お楽しみはゆず湯の香り。この日ばかりは銭湯へ出かける向きも。広~いお風呂で芯までぽかぽか♪。そんな贅沢ができそうですね。
 まろやかな香りをかいで1年の疲れを取れば、気持ちよく新年を迎えられそうです。

犬と連れ立って

寒さにめげず、ひっそりと咲いていました=19日

 だいぶ寒くなってきましたね。洗顔したあとお腹に果物を入れ、熱いお茶を飲んでから散歩に出るのが日課になりました。
 今朝もミニチュア・シュナウザー犬を連れたおじいちゃんと出合いました。しばし、とりとめのない話をしてから、あるお願いをしてみました。「リードを持たせてくれませんか」。
 犬のリードを持ったのは私が少年だったころです。ケアンテリアという英国の小型犬で、ウサギ狩りに重宝した猟犬と聞きました。穴掘りの名人でしたし、荒川堤に行くと真っ先に川に飛び込むような水泳の名手でもありました。
 そして今日、何十年ぶりかにリードを持たせていただき、ご機嫌の散歩タイムになりました。

生け垣

朝の光に照らされて映える葉=17日

 ドウダンツツジの生け垣は美しい。もう紅葉の見頃を過ぎていますが、枯れゆく真っ赤になった葉に、冬の訪れを感じました。
 春に小さな花を咲かせますが、その白い花を星に例え、ドウダンは満天星と書くことを知り、近くの生垣を見に行った記憶があります。
 いまは満天星紅葉(どうだんもみじ)となり、文字からしてきらびやかですね。

去りゆく秋

 記録的な猛暑が終わったと思っているうちに、秋が駆け足で去ってゆきます。
 日に日に低くなってきた日差しのなか、児童公園では紅葉が終わりを告げようとしていました=16日

 

銀杏の葉が深く色づき舞い落ちていました。

 

風邪につかまって

雲間に見える青い空。清々しい空気に心もさわやかに=9月27日、尾瀬ヶ原で    c/t

 しばらくの間、御殿場に住まう孫たちの世話に行っていて先ほど帰宅したところです。
 家族が風邪でひとりずつやられ、ある程度の回復までに一人当たり3日ほどかかりました。
 運よく私だけ逃れることができたので、食事の支度を何とかやりおおせたのは幸いでした。
 当地でもインフルが流行っています。言い尽くされたことですが、マスクの着用と手洗い、うがいで家にウイルスを持ち込まないようにしなければと思いました。

クリスマスの月に

 

教会に飾られたクリスマスツリー=3日

 師走に入り、クリスマスの飾り付けが見られるようになりました。私の住まう町でひときわ目立つのはキリスト教会のツリーです。
 手前の木彫り人形は、飼い葉桶に寝かされているイエスの周りにキリストの生誕を祝う羊飼いたちの様子を表しています。
  
 思いは、キリスト生誕の地とされるパレスチナ自治区ベツレヘムへ向かいます。例年、クリスマスツリーやミサを目当てに世界中から人々が訪れますが、同自治区ガザでは戦闘が再開されており双方に多大な犠牲者が出ていることは周知のとおりです。
 
 その戦火の下でいかに多くの人が危険にさらされ、小さな命が震えているかを想像する時、どの様な理由があろうと戦争に反対です。力による解決の結果、これから更に困難な戦後の処理があると考えます。そして、世界の在りようをも大きく変えてしまった力での対応は、いかなる理由をも超越して「戦争はしない」ことを前提に進めて欲しいと思います。
 人類の叡智をもって戦争と言う解決方法を使わない国や人の対決・紛争回避の方法を探すことが重要と思います。

 

 

 

落ち葉

はらりと舞い落ちる枯れ葉。落ち葉に覆われた児童公園=1日

 夏の暑さを和らげてくれた木々の葉も、落ちれば街では迷惑な存在になりがちです。腐葉土になって緑陰の広がりに一役買うと見られないのが悩ましいところですね。
 この時期、街なかで竹ぼうきでかき集める姿を見かけます。よく乾いた落ち葉がカサカサとすれ合う音が実に心地よく響きます。

お花の交換

温室ではネメシアやアリッサム、カンパニラなどが交換を待っていました=29日、リサイクルフラワーセンターで

 

 月に一度のお花交換に行ってきました。
 台所から出た生ゴミに発酵を促す「ぼかし」を混ぜるのですが、今月は留守が多く専用のバケツに三分の二ほどしか溜まりませんでした。
 すっかり馴染みになったおじいちゃんと、しばし歓談。8鉢の苗と交換しました。
 天気も上々で笹目川堰堤には、つがいでしょうか、青い宝石と呼ばれるカワセミを目にすることができました。

見事な咲き映え=同センターで

葉の色を楽しむ

とてもカラフルなアキランサスの葉

 街なかで初めて目に留まりました。
 秋になると赤や黄色に葉の色が染まり、カラーリーフとして人気がある植物です。
 葉は内側に巻きますが、秋が深まるにつれて葉の色も鮮やかになっていくので、ちょっとした紅葉が楽しめそうです。

世界子どもの日に

 今日は、すべての子どもの人権を保障する「子どもの権利条約」が国連で採択された重要な日でもあります。 
 しかし、条約を締結しただけでは、子どもの権利が守られるわけではありません。
 例をあげるまでもなく、ウクライナやガザの子どもたちは今も苦しみの中にいます(注)。

 ユニセフは世界の子どもたちの現況をこう伝えています。
・年間500万人が5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっている(6秒に1人)。
・6,700万人が小学校に通えていない(11人に1人)。
・3億3,300万人近くの子どもが、極度の貧困状態で1日2.15米ドル未満で暮らしている(6人に1人)。
・推定150万人の子ども(0〜14歳)がエイズと共に生きている。
・1億6,000万人が、児童労働に従事している。そのうち 7,900万人は、危険な状況・条件下で働いている。

 世界の子どもたち一人ひとりに必要なこと。ぜひ、ご一緒に考えてみてください。

 

注:ユニセフの集計では、ウクライナで630万人、ガザで100万人の子どもたちが命の危機に瀕しています。

 

富士山頂にかけた夢

もみじ山には野中到・千代子ご夫妻を顕彰する碑が立っています=16日   y/k

 御殿場には気象観測の夢を馳せ富士山頂で観測を挑んだ人々の物語が残されています。
 写真は、富士山観測先駆者の野中到・千代子夫妻の住居があった通称「もみじ山」です。
 時は明治。寒気四面より襲う山頂の寒気。ご夫妻は何が故に風雪烈寒と戦い高層観測を富士山頂に試みようとしたのか。高層観測は気象学上必要にしてかつ有益であることは言をまちません。
 野中夫妻を題材とした作品で最も知られているのは新田次郎の小説『芙蓉の人』であり、テレビドラマを見られた方も多いのではないでしょうか。
 今も、住居跡の草刈りなどの手入れをご近所の人たちが担っています。