国際子ども図書館再訪

子ども図書館らしい雰囲気に満ちた館内=12日、国際子ども図書館

孫を連れて再び来館しました。夏休みの読書キャンペーン中で、4冊の本を読んでクイズに答えたり、館内を探検することで答えが出る設問に参加すると好きなしおりやワッペンがもらえます。たとえば、こんなクイズがあります。

中国の列車では、大人料金か子ども料金かを、何で決めるでしょう?(「トントンの西安遊記」を読んで答えましょう) ①身長 ②体重 ③年齢 答えは身長。

 

思いつきですが大人が読書クイズを作って、全問解答できたら館内のカフェでアイスクリームをご馳走する、というのもアイデアかな、と思います。

お目当てのアイスクリームは...

*図書館再訪記
 本好きの心を刺激する、図書館で過ごす特別なひととき。なかでも町の図書館とは違う、大きな図書館の圧倒されるような魅力には心が弾むはず。 
 国際子ども図書館は旧帝国図書館の庁舎を利用しています。転用にあたっては建築家の安藤忠雄さんが設計。歴史的建造物の保存と再生、活用が掲げられ徹底的に補修、復元を施しました。
 静かで、時が止まったように感じられる館内に収められた膨大な数の絵本や児童書たち。こんなに楽しそうな図書館が上野にあったなんて、もっと早く知っていれば、と思いました。
 大人が利用するにはちょっと敷居が、という向きもありましょうが、子どもの頃、夢中で本を貪り読んだ事のある大人こそが、これらの本を隅々まで味わい尽くせるだろうと思いました。本のテーマパークに来ているかのような感覚で来館されてはいかがでしょうか。


*「世界をつなぐ子どもの本―国際アンデルセン賞図書展」が開催中です。子どもの本のノーベル賞とも言われる「国際アンデルセン賞」の受賞者らの作品など国内外の児童書約200冊が展示され、直接手に取って見ることができます。9月3日まで。

国際アンデルセン賞図書展会場