花の「名所」を訪ねて

楚々とした花びらが道行く人の安らぎに=4日

 カメラを手に街を歩いていると、思わぬ花の「名所」に出会うことがあります。
 四季折々、いくつかある「名所」を線で結ぶと散歩コースが無意識のうちに決まってくるのに気づきます。
 並木道もすっかり葉が落ちて、竹箒で掃く音が消えてなんとなく寂しい朝の風情。それでも、毎日歩いていると、あの道の角に咲いているビオラも、あの空き地に咲き始めたタンポポも顔なじみになる気がしてきます。

 さて、明日はどこを歩こうか。