すっかり定着した朝の時間。4時30分ごろになると目覚め、顔を洗い髭剃りの刃をあてます。そして、帽子を被りマスクをして夜明け前のまだ暗い街に出ていきます。
いつもの時間、いつもの場所、いつものメンバーが並木道外れのベンチで話し込んでいます。街灯で少しだけ明るい道を歩むお年寄りが何人か見られます。東の空が明るみを増してくるころ、若い人たちも目につくようになります。
犬を連れている人、夫婦で歩いてくる人、竹箒で落ち葉掃除をしている人、コロナ禍で集会を休んでいる教会の前で拝んでいる信者さんの姿。いつもの時間に、いつものあの人の営みが続いていることを感じながら歩いている自分に気づきました。
写真はペチュニアでしょうか。ぐずぐずと構図を考えながらシャッターを切ったその時、家人と鉢合わせになり、しまったなあと思いましたが気持ちよく撮らせてくれました。
