原子力政策の大転換。原発延命を目指す経産省計画にのけぞってしまいました。「廃炉原発の建て替えと60年超運転可」。驚きですねえ。しかも原発が停止している期間を運転期間から除外、10年間停止した場合は70年運転できるというわけです。
ご承知のとおり、東京電力福島第一原発事故の教訓から原発の運転期間は原則40年までと定められていました。
例えば、島根原発で重大事故が起きたとの想定で、避難対象となる30キロ圏内には、松江市全域と出雲などのほか、鳥取県の境港市全域と米子市の一部が入り、計約46万人が暮らしています。
ウクライナを例にとるまでもなく、テロと戦争に対する防御ができているのか、という不安もあります。
国家は永遠に続くという前提に立ったとき、恐いですね。日本は大丈夫なんでしょうか。