富士山にちなんだ情報です。
ウォーキング版のトライアスロンが来月30、31日に開催されます。「東京エクストリームウォーク」と名付けられたこの競技は、自らの限界に挑戦するイベントです。
小田原城址公園から朝日新聞東京本社(中央区築地)までの100キロを夜通し歩きます。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止されましたが、今年は感染対策を施し、2年ぶりに開かれます。
必需品は、コース地図の確認や緊急時の連絡手段になる携帯電話と、夜道を照らすヘッドライトなど。
私にはこんな距離、歩けません。参加する人は、いろいろと戦略を考えているのではないでしょうか。足回りをしっかりして荷物軽め。足らないところは、コース上にたくさんあるお店で現地調達。心配な携帯電話の充電は、イートインのあるコンビニを探しておいて軽食をとりながら休憩できそうです。
コースの始まりは、雄大な富士を背に東海道を進みます。写真を撮りながら海岸沿い、箱根駅伝のコースを経て、JR戸塚駅で半分の50キロ。ここまでが「修行」。このあと、夜道を黙々と「苦行」の境地に入り、やがて日の出を迎え、東京タワーが見えてくると、それはもう……安堵感。そして、やっと築地の朝日新聞東京本社に到着!拍手で迎えられゴールです。
参加者によると「もうやらない!」と固くと誓ったにもかかわらず、達成感よりも「終わっちゃった」感の方がはるかに大きいそうです。自分の頑張りに感動できる貴重な体験なんですね。
公式サイト(https://www.asahi.com/sports/events/tokyoxtremewalk100/)