春の訪れ

f:id:ytakachan:20210223190219j:plain
「紅梅や枝々は空奪いあひ」 

 鷹羽狩行作。寒中に先駆けて咲く白梅が散り始めるころ、春との再会を待つように紅梅が花をつける。
 「空奪いあひ」とは、梅の花から抱くイメージからはほど遠い表現で驚いた。
 民家の軒先からは、春らしい跳動感が伝わってくる。