リュウキンカの花

街で見かけた園芸種のリュウキンカ=21日

 街なかに咲いているリュウキンカを見て、思い出したのは尾瀬に咲く花々でした。
 雪解けの湿原をミズバショウとともに彩るリュウキンカ(立金花)は、長い冬が終わり、花のリレーが始まる先駆けを象徴する花です。
 雪が消えるこのころから、10月中旬の霜が降りるまで、絶えず様々な花が咲いていつ訪れても見飽きることがありません。
 尾瀬では5月下旬から6月上旬にかけて鮮やかな黄色のリュウキンカを目にすることができます。
 木々の芽吹きも進み、新緑が美しい季節になります。

木道沿いに咲いているリュウキンカを見つけました=2017年6月5日、尾瀬ヶ原