春を告げるこの季節は、尾瀬ハイクに心を馳せる時期でもあります。
日本の湿原を代表する尾瀬。山開きは5月下旬です。雪解けの状況にもよりますが、この頃ミズバショウの白い姿がハイカーの目を楽しませてくれます。
私の家では、尾瀬沼の沼畔に建つ最古の山小屋「長蔵小屋」に多少のご縁があり、尾瀬ハイクは年中行事のひとつになっています。
しかし、コロナ禍の広がりで、今年も「長蔵小屋」への訪問が危ぶまれています。小屋では涙ぐましいほどの感染対策をとっています。私も感染状況を見極めながらしっかり対策をとって出かけたいと思っています。
5月の連休は、従業員にとって山開きの準備でもっとも忙しい時期でもあります。雪で埋まった小屋を掘り起こす作業からはじまるのです。
尾瀬が息を吹き返すころ、尾瀬沼越しに燧ケ岳を眺める自身の姿を思い描いています。
*長蔵小屋公式ツイッター
長蔵小屋 (@chozogoya) | Twitter