バイクが走る去る音で目が覚めることがあります。新聞配達でしょうか。私が新聞少年だった頃を思い出します。
ある朝日新聞専売所では1時10分にトラックが到着、2時15分から朝刊を配達する自転車が街に散っていきます。この販売店では10代から70代の配達員、15人が新聞を配っています。一人当たり100軒から150軒を2時間余。4時20分頃に配達を終えます。
70歳の男性は、もともと血糖値が高くお医者さんから毎日1時間散歩せい、と言われています。でも、「歩いていてもお金は入ってきません。配達を始めてから体重も12キロ減と一石二鳥、全部治りました」。
68歳の女性は「一人でできるし、ストレスがないですね。人と接するのが苦手なので。とにかく仕事が好き。元気の源です」と話していました。
朝日奨学生(注)の専門学校に通う学生さん。「母子家庭です。二人の子育てをし働いてきた母。自分でもこれだけのことができるようになったんだ、というところを見てもらいたい」。
働く場には、出会いがあり人の数だけ物語があります。明日、宅配される新聞にいつもと違うぬくもりを感じられそうです。
(注)朝日奨学制度は学生さんの夢をサポートします。
1.返済不要の奨学金。最大520万円支給(入学金の貸付制度あり)
2.毎月支給の給料(光熱費などを差し引くと手取り12~14万5千円)
3.無料提供の個室(冷暖房完備)または家賃補助
★対象の学生:大学、短大、専修学校、予備校、各種学校
★勤務時間:働き方は3通り。朝刊は2時30分から3時間ぐらい。
★主な新聞奨学制度
朝日:https://asahishogakukai.or.jp/
毎日:https://www.mainichi-ikueikai.com/
読売:https://www.yomisho.com/