台風一過の朝、朝日が柔らかく差し込んで、木々が青空の下でひときわ輝きを増しています。ヒガンバナに時折アゲハチョウが訪れ、季節の移ろいを感じます。
新しい一日が始まりました。日の出前はくもりぞらの一点にわずかに明かりが差し込んでいる程度でしたが、午前8時ごろには一気に快晴のお天気。気温も上がりそうです。
さて、きょうあすの予定は決まっていません。白紙を一日一日埋めていく贅沢（ぜいたく）な日々。しかし、読書に集中しようにも家では気が散るし、図書館は閲覧室閉鎖、喫茶店も長居がためらわれるご時勢です。
ならばいっそ本を読むために旅にでる構想に馳せるのも面白い。その名も本読みのための"ブック・ツーリズム"。訪問したい本屋さん、文学館、あの作家が愛したカフェ、あの作品に登場する場所などを訪ねる旅です。
電車は各駅停車で。移動する時間は長いほどいい。名物の食べ物や美術館、イベントなどと組み合わてもいいと思います。
本をザックに入れてホームに立ったとき、新たな本読みの旅が始まります。
