尾瀬ナイトハイク

満月直後の月明かりの夜に、尾瀬沼北岸を沼尻まで往復してみました。
何度も歩いたことのある道でも、夜となるとまったく趣が異なり、ちょっとした冒険に早変わりします。
小さな音にドキッとしたり、シカの目が光るのを見たり、いつもと同じ場所なのに新しい発見がきっとあるはずです。
沼尻では月夜に浮かぶ景色を眺めながら、ツアー専用に特別オープンする休憩所で、キャンドルライトのティータイムを楽しみました。

◇日 時  8月1日(土)~2日(日)

◇行 程  大宮06:15/06:33発→新幹線とき301号→高崎06:58→新幹線とき301号→浦佐07:35着(1時間1分)/浦佐08:05→奥只見ダム09:20/09:35→船→尾瀬口10:15/10:20→→沼山峠11:25→長蔵小屋13:00頃/夕食17:00/19:30別館ホールにてミーティング/21:00長蔵小屋発~尾瀬沼北岸~沼尻(周辺散策とティーサービス)~尾瀬沼北岸~長蔵小屋 24:00/長蔵小屋別館で泊

長蔵小屋別館で朝食08:00(キノコうどん、カレー、カルボナーラ、コーヒー)/10:30出発→ 三平下11:00/11:05→三平峠11:35→ 一ノ瀬休憩所13:20→ワゴンバス→大清水13:40(上毛高原行きバス14:15発)→沼田駅15:50/16:25快速たんばらラベンダー号乗車→高崎17:02→大宮18:16

*「尾瀬沼ナイトハイク 」のご報告*
おことわり:長蔵小屋のホームページから転載しました

満月を迎えた直後の先週末、長蔵小屋では「尾瀬沼ナイトハイク」が行われました。


 
 出発まで1時間というところで雷雨となり、雷鳴も激しく、時間をずらすことも検討されましたが、運良く出発予定時刻までに天候は急速に回復。
月が明るいので満天の星空とまでは言えませんが、キラキラ輝く星の下、予定通り午後9時に小屋を出発することができました。

コースとしては沼尻までの往復なので単純なものです。
しかし、月明かりで見る風景は、モノトーンに近いながらも陰影がはっきりしていてコントラストが強く、手持ちのライトを上に向けてライトアップしてみると、森の木々は普段とは全く違った表情を見せてくれます。






 動物の気配は、私達が大人数だったこともあり、水鳥やニホンジカぐらいを感じることしかできませんでしたが、神秘的な月夜の風景については存分に味わっていただけたのではないでしょうか。





 
沼尻ではたっぷり1時間を取って、湿原散策に続いて特別オープンする休憩所で、キャンドルライトのティータイム。
月明かりに浮かぶ尾瀬沼を眺めながらおしゃべりをしたり、写真を撮ったり、自由に時間をお過ごしいただきました。

 小屋に戻ったのは午前0時過ぎ。
しかし、翌日のチェックアウトは12時で、朝食代わりのブランチも7時から11時までと時間に幅が持たせてありましたから、早めに済ませて燧ヶ岳を目指される方、ひと歩きして来てからもう一度お部屋で休まれる方など、それぞれの時間をお楽しみいただけたようです。
このイベントも予約限定。1年に一度きりの企画ですが、毎年8月の満月に近い土日に設定されていて、来年も行なう予定です。