谷川岳歴史街道/奥利根・緑と水の遊歩道 2010年

SLに乗って日本三大岸壁の一つ 「一の倉沢」 を見に行こう

土合駅谷川岳に登る時の駅で、日本一深い地下のホームがあります。その地下のホームに電車がくると、中の空気が入れ替わって、冷たい地下の空気が長い長いまっすぐな階段をのぼってくるので、すごい風になります。空気も真っ白になります。その地上の通風口がモチーフになっています。

出発  8月00日
*運転日注意:JR東日本高崎支社 http://jres.jp/jres/season_train/index.html
集 合 高崎駅で9時56分発・SLみなかみ乗車  (指定席券は事前に配布します)
解 散 高崎駅

都内からのオススメ列車
①上野08:02発→ (高崎線普通列車高崎行き)→高崎09:49着(青春18きっぷがお得)
②東京08:40→ (JR新幹線あさま509号)→高崎09:32着(5,000円)

行 程
高崎09:56発→ (SLみなかみ快速列車水上行き)→渋川10:34着/同駅乗換10:56発→ (JR上越線普通列車高崎行き)→水上11:34着/11:41発(JR上越線普通列車長岡行き)→ →土合11:50 着

(JR土合駅11:50→ 分→湯檜曽川出会→ 分→JR見張り小屋→ 分→幽ノ沢→ 分→一の倉出合→ 分→マチガ沢→ 分→谷川岳山岳資料館(バス停)16:05または16:42 → (18分、270円)→奥利根館16:16または16:53着 →17:13または17:49発 (10分、270円)水上駅17:25 または18:01 着

*湯あがりのは奥利根館ロビーまたは駅前食堂の予定です。

帰りのオススメ列車
普通列車
①水上17:29→ JR上越線普通列車高崎行き→ →新前橋18:20着(高崎線普通列車上野行きに乗換)18:25発→ JR快速アーバン・上野行→大宮19:43
②水上17:41→ 快速マリンブルーくじらなみ号・熊谷行き→熊谷19:18着(JR湘南新宿ライン快速・国府津行に乗換)19:22発→ →大宮19:59
*快速マリンブルーに座れない場合は高崎(18:38着)乗換、高崎18:58(始発)→ JR高崎線・上野行→大宮20:23
③水上18:36→ JR上越線普通列車高崎行き→高崎19:38着(JR高崎線・上野行に乗換)19:56発→ JR高崎線・上野行→大宮21:17
<新幹線>
①水上17:29→ JR上越線普通列車高崎行き→高崎18:31着(新幹線に乗換)18:41発→ JR新幹線Maxたにがわ422号→大宮19:14
②水上17:41→ 快速マリンブルーくじらなみ号・熊谷行き→高崎18:38着(新幹線に乗換)18:58発→ JR新幹線あさま544号→大宮19:26
③水上18:36→ JR上越線普通列車高崎行き→高崎19:38着(新幹線に乗換)19:55発→ JR新幹線あさま584号→大宮20:26

<解 説>
 この街道は、上州と越後を結んだ最短コースとして、清水越往還、或いは「直越(スグゴエ)」と呼ばれていました。
 街道がいつ開かれたのかは不明ですが、戦国時代には、上杉謙信が永禄3年(1560)関東進出を図った際、清水峠を通ったことを示す記述が町に残る古文書に見られるなど、戦略的にも重要な意義を持っていた街道と思われます。

 江戸時代に入ると厳しい交通規制がしかれ、南口の上州湯檜曽村と北口の越後清水村に「口留番所」が設けられ、上越間の旅人の往来と商荷物の運搬は三国街道だけと定められたため、一時的に清水峠の街道は閉鎖されてしまいました。

 明治時代になると関所制度は撤廃され、往来が自由になります。明治18年(1885)9月、北白川宮能久親王山県有朋などを迎え、清水峠近くで清水越開道式が盛大に行われました(注1)。しかし、清水トンネルの開通(注2)にともない、往来者も鉄道を利用するようになり、清水越往還は急速に廃れてしまったのです。
 馬車が通れるほどの道幅として作られた清水越往還は、現在国道291号線として道形を残しているとともに、道の山際には苔むした当時の"石垣"がところどころに見られ、往時を偲ぶことができます。(現地資料と朝日新聞記事より)

注1 開道式
「開道式臨場 二品北白川宮山縣内務卿山田参議三浦陸軍中将林元老院議官楫取元老院議官佐藤群馬縣令の諸君ら、去6日午后群馬縣利根郡湯檜曽村へ着茲に三島内務省三等出仕篠崎新潟縣令と会いし翌7日午前9時群馬新潟両縣の界なる清水峠に於て挙行せらるる開道式に臨場せられたり(18年9月9日官報)」(明治18年9月13日付本紙)

注2 清水トンネル開通
上越線初列車立つ 満員で清水の大トンネルへ きょう開通の賑わい」「ラジオ/上越線全通記念 祝賀会の前夜をよろこび放送 地元の美形連が上京して」「ソレ!東洋一、お客総起ち 真夜中に万歳の声 上越線初列車同乗の記」(昭和6年9月1・2日付朝日新聞見出し)

立ち寄り湯候補 
① 奥利根館  群馬県利根郡みなかみ町大穴甲5  電話0278-72-2311

露天風呂<渓流の湯>  1,500円
立ち寄り時間帯は食事が望めません。ビールはロビーでいただくことになりますので、ここは我慢して水上駅までタクシーを飛ばして駅前のお食事処「ちゃこ」で打ち上げを行います。郷土料理おっきりこみ (1,200円) カレーおっきりこみ (1,000円) 舞茸おっきりこみ (1,000円)おっこみがお薦めです。蕎麦やてんぷらもあります。

*(注)群馬・水上温泉郷の「奥利根館」は2010年1月に民事再生法を申請し倒産しました。



② 町営・湯テルメ谷川 ℡0278-72-2619 550円
水上駅からバスまたはタクシーで5分

唯一熱めの不動の湯は60度。

露天風呂に檜のテラスが…

お風呂は3つ。それぞれ異なる源泉を引いていて、いっぺんに楽しめるのがお得です。
ビール、焼きそば、焼きおにぎりなどは自動販売機で。食べ物は持ち込み黙認とのことなのでお弁当や簡単なおつまみなど常識的な範囲内にとどめましょう。週末は混んでいるため打ち上げは駅前「ちゃこ」がお薦め。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Gunma17.htm

青春18きっぷを利用する方は上野駅に集合
*JR上野駅から08:02発(高崎線普通列車高崎行き)にご乗車の方は、上野駅 翼の像(中央改札口・アトレ上野前)にお集まりください。帰りも普通列車を利用しますので上野駅で解散します。
・07:50集合
青春18切符は幹事が用意します。この切符を使うと上野駅土合駅間の往復運賃が2,300円とお得です。

医 療 機 関
月夜野病院
〒379-1308
群馬県みなかみ町真庭316
℡0278-62-2011
JR上越線後閑駅より徒歩7分。

土曜午後は休診ですが、急患については24時間対応しています。
診療科:外科 , 胃腸科 , 肛門科 , 整形外科 , 内科 , 呼吸器科 ,循環器科 , 脳神経外科 , 神経内科 , 皮膚科 ,リウマチ科 , アレルギー科 , リハビリテーション

持ち物一覧表
□ 現金  
□ 歩きやすい運動靴 防水がしっかりしたもの。軽登山靴がベスト。
□ リュックザック 下に軽いものを入れると楽。いざという時のために両手は 空ける。ショルダーバック、手提げは不可 
□ 防風着 ヤッケ、ウインドブレーカーなど
□ カッパ 理想は上下セパレートの雨具(防寒着代わりにも)
□ 防寒着 ベスト、薄手のジャンパーなど
□ 長ズボン 動きやすいものを
□ 替え下着
□ 靴下 厚手のものを。靴ずれ対策になります
□ 折り畳み傘 必ず持参してください
□ 小物 タオル・ハンカチ・ティッシュ・バスタオル、各自の判断で。汗拭き用も 
□ 大きめのビニール袋。洗濯物をまとめたり、ゴミ袋がわりにしたり。
□ 水筒またはペットボトル 
□ 行動食 チョコレート1枚とかビスケット1箱くらいはザックの中へ
□ 携帯電話 場所により電波が届きません。
□ 常備薬 持病の薬。予備も忘れずに。共同装備の薬品は別項に
□ 腕時計
□ 帽子
□ 健康保険証
□ カメラ・双眼鏡 予備の乾電池も忘れずに
□ ガイドブック・地図 観察用にあると便利です
□ 筆記用具・メモ用紙etc 記録、観察用に
□ めがね、コンタクト・溶液
□ 登山用スパッツ あれば便利
□ ザックカバー 雨対策。あれば便利です
□ お弁当を各自でご用意ください。*SL・D51弁当予約できます。800円。℡027-322-1235(各自で予約してください)

■ 共同装備の薬品(幹事が持参) バンドエイド、包帯、ガーゼ、消毒用アルコール、脱脂綿、マキロン、はさみ、絆創膏。

緊急連絡先 
◎幹事携帯000-0000-0000

その他:ハイキング保険に加入していただきます。

水上駅周辺お店 食べログより転載
お食事処 ちゃこ(0278-72-8582)
お店は、みなかみ駅の改札口を出て、目の前にあります。入り口には、大きな「おっきりこみ」の立て看板があり、群馬の郷土料理と聞いていたので、とても気になり入り口が殺風景なのでちょっと心配でしたが、食べて見ることにしました。店内は、玄関とは、まったく違っていて、とても落ち着いた雰囲気で、座敷もあります。メニューは、おっきりこみの他に、そばや、てんぷらもあり、特に「イワナ」をみなかみの天然の沢の水で飼っていて、それを生きたまま刺身や焼いたり、てんぷら・から揚げにもしてくれるそうです。今回は、おっきりこみを注文しましたが、太麺の手打ちで、こしがあり、具の多さにびっくりしました。きのこや野菜、山菜がたくさん入っていて、季節によって、中身の具も変わるそうです。寒い日だったので、身から温まりました。山菜などは、オーナーのママさんが自ら天然物を採ってくるとの事で、次回は春に来て見たいと思いました。ママさんは気さくで楽しい方で、いろいろ話をしてくれます。土日は忙しくて駄目みたいですが、平日は大丈夫みたいですので、ぜひ、出かけて話をしてみて下さい。なかなか、いないタイプですよ!また、夏には、おっきりこみの大根おろし、たっぷりの冷たい「ぶっかけ」や、ヨモギうどん、竹炭うどんなどもあるそうで、あまりないメニューなので食べて見たい感じですね。そして、民宿も格安でやっているそうで、夏、川をボートで下る、ラフティングが人気があり、泊まりで楽しむ人が多いようです。今回は、鈍行列車で立ち寄った、みなかみで、とても美味しい・楽しい時間を過ごすことができました。次回、気持ちのいい、春や夏・秋に、それぞれ来て見たいと思います。
おすすめ!おっきりこみ (1,200円) カレーおっきりこみ (1,000円) 舞茸おっきりこみ (1,000円)