タカネマツムシソウ (高嶺松虫草)

薄紫の花が風に揺れていました=14日

 私のなかでは、秋の訪れを告げる花です。なぜか今の季節に咲いているのか、ちょっと戸惑いました。
 マツムシ(鈴虫)鳴く頃に花が咲くことから、この名前がついたと言われており俳句の世界では秋の季語だからです。
 上品な薄い青紫色の花びらには儚げな美しさがあります。
 高原のお花畑を彩るさわやかな花。風に揺れて群れ咲く様子を思うとき、自然な風情が感じられます。