山中湖では20羽ほどのコブハクチョウが通年生息しています。渡り鳥の白鳥と違って、人を見ると近寄って岸に上がって来るんです。皆が餌(100円)をあげるから。
定住しているハクチョウは、春になると湖畔の草の茂みで産卵し子育てをします。5月下旬ごろから、幼鳥が親鳥に連れられて泳ぐ姿がみられるでしょう。
ロシア極東のシベリアから飛来する数少ないオオハクチョウやコハクチョウは、今月頃から飛来してきて、暖かくなるとまた北へ帰っていくそうです。
野鳥の撮影には追いかけ回さず、刺激せず、身近な場所でポイントを決めてじっと待つことが大切ですが、山中湖では向こうから寄ってくるのでベストショットはお約束です。