資源の循環

女性のシニアスタッフも働いています=13日

 八時半。九時開場のフラワーセンター温室内には何人かの職員さんが立ち働いている姿がありました。

 朝は水やりから。シュッコンタバコ(宿根煙草)やケイトウルドベキアなどの花が引き取りを待っていました。

 そこへ、日本財団と書かれた(寄贈された)車両が止まりました。障害を持った若い人たちが出勤してきたのです。花は、この青年たちとおじいちゃん、おばあちゃんの手で育てられています。

 参加する市民は、家庭から出る生ゴミに発酵を促すボカシを混ぜて専用生ごみバケツに投入。一か月に一回、センターに持ち込んで8鉢の苗と交換しています。センターでは一定の段階まで堆肥化を進めた生ごみを十分に発酵させて花を育てます。

 生ゴミから新たな価値と雇用を生み出す。素晴らしい取り組みですね。応援したい、を続けたいと思います。