阪神淡路大震災から

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 6,500人余が亡くなったあの日から27年。時の流れを感じますが、この日多くの人たちが大切な人を思い手を合わせました。
 当時、大阪本社に勤めていた同僚は就寝中倒れてきた箪笥の下敷きになりました。なんとか一命はとりとめたものの、顔面全体が痛々しいアザに覆われてしまいました。
 その後、東日本では津波原発事故に見舞われました。いずれの災害でも多くの尊い人命が失われました。そして、人が生涯かけてつくり、育ててきた住宅や地域、文化遺産、公共物なども木っ端みじんに破壊され、その絶大な力の大きさには本当に驚愕します。
 地震国日本。専門家によれば首都圏を中心とする大規模地震は、いつ起きてもおかしくない状況にあるといわれています。また東海、東南海などのプレート型地震も危険な状態にあり、全国にある活断層の幾つかも活動の可能性が指摘されています。
 地震は怖い。何時起こるか判りませんし、その場所も特定できませんから避けることが難しく、その想定される被害もあまりに大きくて対応の方法も個人のレベルでは、たいへん困難です。
 しかし、5年~10年の待ったなしの大問題とすれば、家庭でも職場でも、出来ることから実行することが必要でしょう。

 避難袋の用意、家具器具の安全配置、被災時の連絡網、帰宅路、避難先の確認など出来ることから始めたいと思います。