花魁草(おいらんそう)

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フロックス・パニュキュラータ=15日、早朝

 かわいらしい小さな花が、密集して咲いています。花姿とあいまって、とてもきれいです。

 「合意」という花言葉の由来は、茎の先に小さな花が集まって咲く花魁草の姿にちなんでつけられたとあります。
 
 それにしてもなぜ「花魁(おいらん)」なのでしょうか。

 「花魁」といえば、歌舞伎の演目を思い出します。吉原の女郎お蝶は、安政の大震災の際、身ひとつで江戸を逃れ、ふと知り合った役者幸太郎と栃木で世帯を持つという話です。震災による運命の急変を描きます。
 その花魁が使う白粉の香り、その髪型に似ているからと言われています。花魁の世界を知らない私にはいまひとつわからないままです。