街なかにハクビシン

フェンス越しにいるお母さんのところに行こうとフェンスの網間に顔を突っ込んで抜けようとするが、体が入らず目の前をウロウロ=23日

 早朝、普段見かけない動物に出会いました。ネコでもない、タヌキでもない、アライグマでもない。「え!? 今フェンスによじ登っていたのって何!?」と一瞬たじろいでしまいました。 

 写真を撮らなくっちゃと、しゃがみこんでパチリ。鼻筋に通った白線。間違いない、ハクビシンだ。すると、うしろから足元を通り抜けた子猫ならぬ子ハクビシンが一匹。あれよあれよという間に三匹、四匹と子連れであることに気づきました。

 闇夜に電線の上を高速で移動する生き物を見たことがありますか。柿の実やトマトなど主に果実を好みますが、雑食でもあるハクビシン。人を襲うことはありませんが、触れないことが肝要と思いました。