トルコギキョウ

紫の覆輪が濃くはっきり入るバルカンマリン=2017年7月6日、松本市サカタのタネ試験場

 世界中で愛され続けている切り花といえば、バラです。
 
 「いつの日かトルコギキョウでバラを超えたい!」
そんな日を夢みて、各種苗会社の研究農場では、トルコギキョウの育種が積極的に行われています。

 私は、日本が世界一のトルコギキョウ育種(品種改良)大国ということを知りませんでした。関係者の志と努力が、育種大国になるために大きな意味を持ったのです。

 この日の展示会は、国内は言うに及ばず海外からもバイヤーが来ていました。

 美しい花に国境はないと、つくづく思うのでした。