蕨宿

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江戸時代の街並み

 江戸時代に整備された蕨宿(わらび-しゅく)のレプリカを見に資料館に立ち寄りました。
 蕨宿は、 中山道六十九次のうち江戸・日本橋から数えて2番目の宿場です。
 文献によると明治16年、上野~熊谷間に鉄道が通りましたが、停車駅が設けられないこともあって、蕨宿では敷設に反対。路線は蕨宿の東に1kmばかり離れた現在地になったようです。
 今も歴史を感じさせる風情ある家が残っており、宿場町の雰囲気を感じながら歩くことができます。

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戸田の渡し(江戸時代)まで来れば蕨宿はもうすぐ。人馬の別無く舟に乗り合い、白鷺が舞う戸田川を往く人々ののどかな様子が描かれています=渓斎英泉画

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宿に着いた旅人を手桶で足元を洗う様子=蕨市立歴史民俗資料館で