日の出後と夕暮れ前の荒川堤はサイクリングや散歩、ジョギングに出る市民の人気スポットです。
数年前から川上からプレジャーボートにけん引された水上スキーを楽しむ若者の姿が見られるようになりました。気楽なレジャーとして近年人気なのかもしれません。
競技としての水上スキーは、回るブイの数を競う「スラローム」、難易度の高い技で得点がつく「トリック」、飛距離で勝負する「ジャンプ」の3種目があります。ジャンプでの日本記録は50メートル超えです。すごいですね!
関東には水上スキー専用の水面がありませんが、千葉県君津市では一周約3㎞の郡(こおり)ダムの湖面を水上スキー競技に活用するための実証実験を重ねてきました。そして先月、学生たちが競い合う「君津水上スキー大会」を開催、地域活性化(注)にもつながると期待されています。
近い将来、各大学の合宿所が立ち並ぶ水上スキーのメッカになるかもしれません。
(注)市の試算では、約200人が参加する大会を開催した場合、選手や関係者の宿泊や食事など2日間で1千万円の経済効果があるそうです。