母子を死亡させた池袋暴走事故の判決がありました。被告の過失を認めない姿勢を「深い反省ない」として、禁錮５年の実刑を言い渡しました。裁判長は、「愛する家族と永遠に別れなければならなかった無念は察するにあまりある」と指摘し、遺族の涙をさそいました。
会見で遺族は、悲痛に寄り添った判決と話しましたが、「被告にとっても心から謝罪する最後のチャンスではないか」と声を詰まらせました。
判決後、裁判長の「過失を認めて遺族たちに謝っていただきたい」との語りかけに、被告は沈黙したまま退廷したとの報道に、悲しみはもう終わりにしてもらいたい、と心が痛みました。
亡くなられたお二人のご冥福を祈ると共に、ご遺族の心の傷が一日でも早く、少しずつでも癒されることを心からお祈りします。
