樹空の森

雄大な富士山を背景に、枝垂桜や芝桜を愛でる春の一日=25日     y/k

 「富士山樹空の森」では、どこもかしこも花盛り。東京ドーム約2.2個分の敷地内にはレストランや大型ドーム、広大な芝生広場、パークゴルフ場などを備えています。

 子供たちに人気なのが木から木へ空中散歩するアスレチック施設。来園者は木と木を結ぶワイヤに安全ベルトを掛けて空中を滑ったり、木と木をつなぐはしごを渡ったりして、爽快感とスリルを味わえます。 

 御殿場市では、 観光客に足を運んでもらおうと、今年度は御殿場産の木材を活用したおもちゃで遊べる「おもちゃ館」を設置する計画でさらなる集客を目指しています。

 

・樹空の森
https://susonocity.com/gotenba-jukuu

・隣接する温泉
https://otainai-onsen.gr.jp/guide/

テッセン

クレマチスとも呼ばれる初夏を彩る花が咲き始めました=20日

 花を見た時は明るい気持ちになります。そこにあるだけで、癒しをくれる花。ゴージャスでなくても、たった一輪、暮らしの中に飾るだけでいつもの空間がやさしくなる気がします。

 花屋さんではメインにならないようなテッセンですが、まるで野山から摘んできたかのような素直な表情がいいと思います。

 テッセンはゆるやかで細い茎のラインも魅力的なので、深めのグラスなどに一輪シンプルに生けても様になりそうです。

 花のある“ちょっと幸せ”な日々を。

ミニブタさん

 並木道に、まさかの出現!

 2頭を連れてのお散歩タイムに、道行く人たちが足を止め人の輪がつくられました。チビッ子たちにたいへんな人気で、「葉っぱをたべたよ」と、せっせと草を摘んでいました。

 お話を伺ったところ、ミニブタは人によく慣れ、思いのほか清潔好き、寝床とトイレを分けるそうです。

 また、家畜を飼うには知事の許可が必要とのことで、少しハードルが高いかもしれません。

 誰です?。食糧難に備えて一石二鳥だね、なんて言っている人は(笑)


 

お花と交換

ペチュニアなどが温室内を満たしていました=22日、フラワーセンター

 台所から出た生ゴミを日々ボカシと混ぜて、バケツにためること約1ヶ月。お花の苗8鉢と交換してきました。この1年間で生ゴミを96鉢の苗と引き換えたことになります。

 今月、引き取りを待っていた苗はダリアやバーベナ、ジニアなどでした。

 これらの苗は無料。しかも手間いらずなので、たいへん重宝しています。おかげさまで、集合住宅の花壇は、年間を通して花盛りです。

 

原種のスイセン

愛らしい花を咲かせるペチコート水仙=21日

 ナルキッスス・バルボコディウムは、花冠の広がった黄色いペチコートのような花を咲かせることから、ペチコートスイセンとも呼ばれ親しまれています。

 草丈は10センチ、花茎は3センチ位の小型原種スイセンで、春に明るい黄色の花を咲かせます。    

 どこにでも見られる花ではないので、思わぬ巡り合わせに嬉しく思いました。

ツツジの生け垣

小さな白い釣り鐘型の花がかわいいドウダンツツジ=19日

 このごろまち歩きをしていて、ツツジの生け垣がことのほか美しく思えます。白い花を星に例えた文字からしてきらびやかな、満天星(ドウダン)ツツジ

 町でよく見かける赤い花が際立つツツジは「躑躅」と書きますが、 意味を調べたら「躑躅(てきちょく)」とは歩行の進まない状態、あしぶみを意味していました。

 なるほど。見頃のいま、言い得て妙ですね。

ウクライナに想いを

ノースポールの蕾=19日
  
 戦争は終わらせることの難しさを思う。数時間後の攻撃で死にかねない日常。
 ロシアの失策を戦場で背負わされ、今日も無数の人間が無念を呑み儚く死んでいく。

 そんな状況のなか、マリウポリの攻防で劣勢に立たされたウクライナ首相の「投降拒否」。
 さらなる死を呼び込まないことを祈りつつ、停戦への努力を。

アケビの花

珍しいアケビの生け垣=18日

 生け垣にアケビの花が、ひっそりと咲いているのを見つけました。すぐそばでドウダンツツジのかわいらしい小花が白色に彩っています。

 つる性植物のアケビはうまい具合いにフェンスに巻き付いていて、ほのかな香りが漂ってきました。

 家人は、秋の収穫を楽しみにしているのでしょう。風流ですね。

フジの花

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咲き誇る紫の花びら=16日

 フジの花が民家の軒先や公園で見られる季節になりました。
 一本の木に多くの花房をつけ、辺りは芳香に包まれていました。フジやツバキなどの花の香りは私たちの心と身体にやさしくはたらきかけるようです。
 資生堂の研究では、皮膚や交感神経の活性化、睡眠不調を緩和する働きなどがわかっており、香り成分によって不眠や不安が和らぎ、睡眠状態や起床時の気分や体調も良くなるそうです。
 社会現象を巻き起こした人気漫画「鬼滅の刃」では、鬼たちが嫌う花としてフジの花が登場しましたが、古来より魔除けや厄除けの効果があるとして、縁起のいいものとしてとらえられてきたからでしょうか。

ハナミズキ

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青空に溶けて=16日

 朝方の雨があがり、春らしい陽射しが戻ってきました。街路樹のハナミズキの花がさわやかな風を受けて揺れています。樹型も桜より小ぶりで花で覆われるほどの圧迫感もなく、ほど良い花数がバックの空とマッチしているように感じられました。隣接して若葉の木でもあれば、その3色が映えて暖かい陽ざしと共に春爛漫。誘われて散歩も長くなります。
 ご存じのハナミズキは、前世紀のはじめ日本からワシントンのポトマック川縁に寄贈された桜の返礼として送られてきたアメリカ産の樹です。それが今全国に広がり、桜を追うように北上しています。白がほとんどですが、ピンクや斑のものなどいろいろな種類があるようです。
 足元のツツジも咲き始め、新緑の候真っ盛りです。

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若葉

f:id:ytakachan:20220415154552j:plain雨に濡れた若葉が瑞々しく=15日、早朝

  東京の桜は1週間前で、もう大方は散ってしまいましたが、代わって並木道はすっかり葉桜に覆われました。周りを見渡せば、いつの間にか膨らんだ新芽から葉っぱが顔をのぞかせています。公園の藤棚では、上を向いた紫の花房が斑に開いていました。
 今日は初夏を思わせる昨日から一転、晩秋を思わせる位の天気となり小雨のなかでの散歩になりました。
 

御殿場桜が開花

f:id:ytakachan:20220411170354j:plain豆桜の仲間です=10日、自宅で

 御殿場市に古くからあったもので、刈り込みにも強いことから生垣に適しています。また、盆栽の桜としても人気です。
 ソメイヨシノが咲き終えた頃、上品で可愛らしい一重咲きの淡紅紫色の花をつけます。花は下向きで繊細、淡い一重咲きが日本の風情を感じさせます。

サクラソウ

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 荒川流域のサクラソウは園芸品種をつくるもとになった原種といわれるものです。
 自生地である田島ヶ原(秋ヶ瀬公園内)に足を延ばしてみました。今年は特別天然記念物に指定されてから70周年とのことで、保護に携わる人たちにとっては感慨深い年ではないでしょうか。
 お隣の彩湖では、マラソン大会が開かれており湖を一周する5キロ余のコース上は引きも切らずランナーが和気あいあいと走っていました。
 彩湖を抜け、土手に上がると眼下に鮮やかな黄緑色に染まった野漆の群生地が広がっていました。私はこの広い自生地の一端に立ち、野漆の群生の中に咲くサクラソウをあかず眺めました。

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野漆(のうるし)の群生=9日、田島ヶ原で


*週末の16、17日は浦和駅東口でサクラソウを販売します(1鉢600円、限定500鉢を予定)。

サクラソウまつり:https://www.stib.jp/event/data/sakurasou.html