処理水の海洋放出

猛暑に負けず、涼しげなお花で玄関先を彩る「サンク・エール」。 10月下旬まで長く花を楽しめる夏の主役花です=24日

 東電が24日、福島第一原発の処理水を海に流し始めました。風評被害は早速、隣国から。
 「今後数十年の長期にわたろうとも、全責任をもって対応」という政府の約束の真価が問われる事態になっています。
 当事者である東電。小早川社長は放出決定まで漁業関係者に会おうとせず、先月の記者会見では漁業者側から要望があれば会うが、自分たちから持ちかけるものではないと説明しています。
 当事者意識を象徴するような発言に不安が募ります。