五島は、長崎県の西方100Kmに浮かぶ島々です。
その五島は椿の産地として島の産業の一端を担っています。古文書には遣唐使の貢物や租税品として椿油が記述されているそうです。
椿の学名はカメリアジャポニカと言い、日本原産の植物です。
ところで椿の実の取り入れは人の力に頼らざるを得ません。現地で聞いたところ、バケツ一杯でいくら、となっていて良いお小遣い稼ぎにもなるそうです。
こうして集められた椿の実は、椿油になって船着き場の土産物店に並んでいました。その店先で購入して遠路持ち帰った苗木が今年はたくさん蕾をつけました。