さいたま市にある小さな稲荷様です。境内が三角形なところから呼ばれています。
中山道を往来する旅人を花嫁姿でたぶらかし、道の真ん中で馬の尻を覗き込み大声を叫ばせたり、穴に逃げ込んだ狐をいぶり出そうと焚火を始めた旅人を、ふんどし一丁にし朝まで大騒ぎさせたという伝説が残されています。(浦和区文化の小径マップより)
いたずらっ子の狐も社の周りの都市化には驚いていることでしょう。
境内には老木の域に入ったさくらの木が一本。花の下で宴を張る人もなく静かな花見ができる場所でもあります。
真夏は程よい木漏れ日、秋は銀杏の黄葉が見事でほっと心が安らぎます。隣に併設された三角稲荷公園で汗をぬぐいながら休憩に利用しています。